37年ぶりの北陸地方の大雪による生活の大混乱、北朝鮮主導のオリンピックの中、国内でも米軍、自衛隊機の事故と大変な国内情勢。更にA,B相乗りのインフルエンザの大流行と大変な2月でしたね。岐阜市では3月から新しい市長の元、行政がスタートします。期待と不安の中、何とか活気が出てくるといいですね。

さて健康の面に視点を移しますとこの時期皆さん、特に女性が気にされるのが甲状腺の病気ではないでしょうか。元気の源と云われる甲状腺ホルモン分泌が不安定になり、慢性甲状腺炎と呼ばれ、ホルモン分泌が減ると冷え症、皮膚乾燥症、無気力となる橋本病という男性より20倍多い病気、逆に分泌が増えるとバセドウ病と言われます。甲状腺については「心で心と体を診る医療をめざして」162~165頁に述べておりますので参照してください。症状から考えられる他の疾病と鑑別する必要は有りますが、ストレス、喫煙制限(バセドウ病)海藻類制限(橋本病)と日常生活注意は有っても治療さえしっかりやっておればさほど心配なく過ごせると思います。ただこういう症状がサプリメント利用につながると思います。サプリメントは元々NASAが宇宙飛行士の為に開発したものですが、日本では年間一兆円を遥かに超える利用がされています。セサミン、ビタミン、ヒアウロンサン、グルコサミン、コラーゲン、美容、ダイエットに関わるものが主役のようです。フードファディズムと呼ばれる飲食剤、栄養剤の効果を過大評価する傾向が日本人では多いようですが、私が心配しているのは最近は飲みやすくするために必要量を凝縮して1錠に入れ込んでしまう商品が多く食物から摂取する必要が無いような感じを持たせるものが多い点です。総合感冒薬とチラジン,膏血圧薬剤とかんけつ類、血栓症と納豆といった併用には注意が必要で長期に渡って服用するときにはかかりつけ医と相談してくださいね。

ところで機能性表示食品制度についてはご存知ですね。食品には1次機能として栄養機能2次機能として感覚機能3次機能として体調調節機能あるとされ、その3次機能に関する表示が機能性表示とされています。一般食品は機能表示できませんが、機能表示できるものは保健機能食品と呼ばれ3つに分かれます。トクホと呼ばれる特定保健用食品と栄養機能食品そして新しいのが機能性表示食品です。三者の違いはトクホは有効性、安全性を国が審査、表示を許可しているもので食物繊維、オリゴ糖など疾病リスク低減作用も表示できます。栄養機能食品はビタミン、ミネラルなど栄養成分が国の規格基準に適合しているもので摂取目安量表示が表示されます。機能性表示食品は国の審査を受けて表示されるものではなく、事業所の責任で表示するものであり疾病を持たない人を対象で、花粉症とか糖尿病などといった疾病軽減作用は表示出来ません。特定成分を濃縮して錠剤、カプセル化したものの安全性などは殆ど検証されていないのが現状のようです。そういう意味ではGMPと呼ばれるマークがついているものは大丈夫なようです。いずれにせよ長期服用される場合は専門家に相談してください。

昔私は「歴史はつくられる」という映画を利用して生活習慣病は夜作られるというタイトルで日本人の有りがちな夜食症候群までの説明をしましたが、朝、昼の食事は簡単にし、夕食が早食い、満腹感を感ずる暇なく大量摂取、寝る前に空腹感から重いものをという食生活。これは生活習慣には好ましくありません。と説明しました。この頃では食後血糖の上昇を緩やかにするためコーヒーまで出ていますね。サプリ依存が出ていますね。

(雑談ネタ)再び五木さんの「孤独のすすめ」登場です。終板に「心のリタイア」という言葉があります。働きづめの人生を一度振り返り、「よりよい生活とは何なのか」考えてみましょう。

その中に最たるものとして「社会貢献」が出てきます。その例として年金、そんなのいらない。稼ぎがあるからという話が出てきます。そんな人生送っている人はどんな気持ちで、どういう貢献をしてみえるのでしょうね。恥ずかしながら色々削除されながら今までの納付金に比べればわずかな年金をいただいている私も放棄する気にはなった事がありません。余程社会貢献という意識が強い方たちなんでしょうか。

あそこまでは無理でも近いところまで頑張ってみるかと考えれた時前向き志向に向かい、ハリのある生活を送れるかも入れませんね。勿論周囲に迷惑をかけない程度ということでしょうか。今一度人生振り返ってみましょう。